古代の珍味「蘇(そ)」を作ってみました。
http://www.maroon.dti.ne.jp/toki/heian-so.html
「涅槃経」には「蘇」の作り方が次のように記載されています。
譬えば牛従り乳を出し、乳従り酪を出し、酪従り生蘇を出し、熟蘇従り
醍醐を出す、醍醐は最上なり。若し服すること有る者は、衆病皆除こる。
所有の諸の薬は、悉く其の中に入るが如し。
蘇は作れるか? - ふじの雑記帳 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/fujirecipe/13074475.html
焼くと溶けるとか。さて、お味は?
うん!きっちり蘇です。
量が少ないのもあるでしょうが、7時間付きっ切りの筈が
漫画3冊読んで1時間半で出来てます。
膜取り作戦大成功!
ここで終われば大団円ですね。
でも予想より多くできたし、良い食べ方ないかなぁ?
ちょっと焼いてみようか。
・・・うわっ溶けた!
とろけるチーズみたいになっちゃいました。
あまりにあせったので写真も撮り忘れました(涙)
でも、溶けかかったのを慌てて(なんで?)食べると・・激ウマッ!
濃厚な味になって甘味も増してます。
ただ、やっぱり食べにくいなぁ。
@nifty:デイリーポータルZ:3時間煮ると牛乳は甘くなる
http://portal.nifty.com/2010/06/28/d/
そして、その作り方。諸説あるようですが、「延喜式」と言われる平安時代の書物にこのように記載されています。
「乳大一斗煎得蘇大一升」
18リットルの乳を1.8リットルになるまで火にかけると蘇が出来る。つまり「牛乳を煮詰めろ!」。そういうことのようです。意外に簡単。作ってみます。
K-Hyodo's Blog 蘇の醍醐味
http://khyodo.blog19.fc2.com/blog-entry-2803.html
ミルククラブ 中西牧場 甘乳蘇 の紹介と販売
http://www.yasasii-ko.jp/shop/bussan/nakanisi1.htm
歴史が伝える効用として、日本最古の医学書「医心方」
(975年)には「五臓(肺臓、心臓、膵臓、肝臓、腎臓)」の気を
補給し、大腸をよくし、口の中の潰瘍を治療する主治食で、
常用すれば筋肉に力をつけ、胆を強くし、肌に光沢を与える
・・・・・。
とあります。食べ続けることが健康の秘訣です
日本最古のチーズケーキ?蘇(そ)酥(そ)とは? 【京都の和菓子☆ドットコムの日本最古のチーズケーキ?蘇(そ)酥(そ)とは?の紹介】
http://kyoto-wagasi.com/history/so.html
奈良時代の権力者「長屋王(ながやおう)」は、グルメ。氷室(ひむろ)から氷をとってきて、甘酒に浮かせたりした。木簡(もっかん=昔の木で作ったノートみたいなもん)には、牛乳を飲んでたとの記録があります。もちろん、蘇(そ)も食べてました。
この贅沢な王様、長屋王(ながやおう)は、藤原一族によって滅ぼされるのです。後、平安時代、子孫の藤原道真(ふじわらみちざね)。彼は、更に贅沢が大好きなお人。蘇に蜂蜜などの甘みをつけた「蘇蜜(そみつ)」を食べていました。ほとんどチーズケーキですね。これは。
味は。労力に見合わないと思うけど。(2012/01/24)
蘇 test_sixth/ウェブリブログ
http://75989720.at.webry.info/201201/article_2.html
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